角が立たない辞退の仕方『#45_百万ポンド紙幣』和訳
あらすじ
私は百万ポンド紙幣を失わずに30日間を過ごした。そしてそれだけでなく、さらに20万ポンドの預金を作り出したことを報告した。そのことをポーシャにも秘密にしていたため、私は紳士だけでなく彼女をも驚かすことに成功した。
親切な紳士は約束を守って勤め先を紹介してくれようとしたのだが、私はその好意を断った。
百万ポンド紙幣(対訳)
But now Portia’s turn was come to be surprised. Her eyes were spread wide, and she said:
The £1,000,000 Bank-note
しかし今度はポーシャが驚いた。彼女は目を大きく見開いて言った。
‘Henry, is that really your money? Have you been fibbing to me?’
The £1,000,000 Bank-note
ポーシャ_「ヘンリー、それは本当にあなたのお金なのですか?あなたは私に嘘をついていたのですか?」
‘I have indeed, dearie. But you’ll forgive me, I know.’
The £1,000,000 Bank-note
私_「本当に私のお金ですよ、かわいい人。私を許してくれるでしょう?」
She put up an arch pout, and said:
The £1,000,000 Bank-note
彼女はふくれっ面をして言った。
‘Don’t you be so sure. You are a naughty thing to deceive me so!’
The £1,000,000 Bank-note
ポーシャ_「決めつけないでください。
あなたは本当に悪戯者なのですから!」
‘Oh, you’ll get over it, sweetheart, you’ll get over it; it was only fun, you know. Come, let’s be going.’
The £1,000,000 Bank-note
私_「あなたは許してくれますよ、いとしい人。ただの冗談です。さあ行きましょう」
‘But wait, wait! The situation, you know. I want to give you the situation,’ said my man.
The £1,000,000 Bank-note
紳士_「待った、待った!勤め口です。私はあなたに職を与えたいのです」
‘Well,’ I said, ‘I’m just as grateful as I can be, but really I don’t want one.’
The £1,000,000 Bank-note
私_「ええと、本当にありがたいのですが、私は職を必要としていません」
‘But you can have the very choicest one in my gift.’
The £1,000,000 Bank-note
紳士_「しかし、あなたは私の提示する職の中から選んだ最上の職業に就くことができるのですよ」
‘Thanks again, with all my heart; but I don’t even want that one.’
The £1,000,000 Bank-note
私_「重ね重ね感謝いたします。心から。
しかし、私はあなたが用意してくれる最上の職さえ求めていないのです」
‘Henry, I’m ashamed of you. You don’t half thank the good gentleman. May I do it for you?’
The £1,000,000 Bank-note
ポーシャ_「ヘンリー、私はあなたのことが恥ずかしい。
あなたはその親切な紳士にほとんど感謝していませんよ。
私が代わりに好意に対する感謝をしつつ、お断りの言葉を言ってもいいですか?」
‘Indeed you shall, dear, if you can improve it. Let us see you try.’
The £1,000,000 Bank-note
私_「確かに、あなたなら上手く断れるでしょう。あなたのやり方を見せてください」
Reference : The £1,000,000 Bank-note by Mark Twain(project gutenberg)
English – Japanese parallel text, handwriting-based foreign language learning